誕生日の楽しい思い出作り!金沢への日帰り旅行

旅行するなら海外派だったのですが、思い立ったらすぐに行ける国内旅行の楽しさを覚え、誕生日の思い出作りに友達と金沢への日帰り旅行に行ってきました。地理的には遠く感じるのに、案外近くて驚きでした。そこで、日帰り旅行のスケジュールや金沢の見どころなどをご紹介します。

これから金沢に日帰り旅行してみたいという人は、参考にしてください。

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東京と金沢って、地図で見るだけだと片道5時間ぐらいかかりそうな気がしますが、新幹線だと2時間半で到着します。

片道1時間ぐらいだと、日帰り旅行というよりはお出かけになってしまうので、旅気分を味わえる丁度良い距離間です。行くからには、金沢を思いっきり満喫したいので、朝6時ごろに東京駅を出発し、夜の9時ごろに金沢駅を発つというスケジュールを組みました。

週末でしたが、ゴールデンウィークやシルバーウィークのような大きなイベントと重なっていなかったので、席もスムーズに予約することができました。

金沢の見どころはたくさんあり、行きたいところを全部回れるかと心配でしたが、有名なスポットはほとんど1箇所に集まっているので効率的に観光できました。訪れた場所は、近江町市場、金沢城公園、兼六園、21世紀美術館、ひがし茶屋街です。

9時頃に金沢駅に到着し、まず最初に向ったのが近江町市場です。早朝に出発したのでほとんど何も食べておらず、金沢のグルメを食べ歩きしたかったからです。金沢駅から徒歩15分ほどの場所にあり、魚介類を売るお店やお総菜屋さん、食堂などが建ち並んでいます。

百万石うどんや金沢名物のおでんなど、心そそられるものがたくさんありましたが、最終的に選んだのは海鮮丼です。新鮮な甘えびやウニ、魚などがたっぷり入っており、豪華でとてもおいしい一品でした。私たちが食べている間に、店の外にどんどん行列ができてきたので、人気のお店で食べるなら早めに行くのがおすすめです。

そのほか、近江町市場ではコロッケの有名なお店があり、甘えび味のコロッケを歩きながら食べました。衣はサックリ中はホクホクで、一口食べたら止まらずペロリと平らげました。

美味しいご飯を食べた後は、美しい景色を見ながら散歩できる金沢公園と兼六園を訪れました。金沢城公園と兼六園は隣接しているので、まとめて観光できるので便利です。金沢城公園は、金沢城とその周りの公園で構成されています。

城内は有料ですが、公園部分は無料で楽しめます。私は歴史にあまり興味がないので、公園部分だけを楽しむことにしました。美しく整備された庭園、野草が広がる斜面など、色々な景色が見られて良かったです。あと、起伏が激しいので食後の良い運動になりました。

兼六園は、私が金沢の日帰り旅行で最も楽しみにしていたスポットです。兼六園は日本三名園に数えられる美しい庭園で、四季折々の自然が堪能できます。私が訪れたのは夏ですが、青紫のアヤメが咲き乱れ目を見張るような景色でした。

緑のモミジや青々とした葉をつけた大木など、心が癒される風景が広がっています。散策マップの堪能コースにそってじっくりと見て回りましたが、所要時間はだいたい1時間半ぐらいでした。写真映えするスポットもたくさんあるので、写真を撮るのが好きな人はもっと時間がかかるかもしれません。

2つの公園の散策の後に訪れたのが、SNSでも話題の21世紀美術館です。私は芸術に疎い方ですが、話題のスポットということで訪れてみたところ想像以上に楽しむことができました。一般的な美術館のように飾られている絵画や美術品を観賞するのではなく、アートに触れられるというのが新鮮でした。

特に、レアンドロのプールは、洋服を着たままプールの底に沈んだような写真が撮れたり、プールの底からの景色が楽しめたりと、色々な体験ができて気に入りました。その他にも、見る角度によって色合いが変わるカラー・アクティビティ・ハウスや、不思議な形のラッピングなど、おもしろい展示物があります。

また、様々なイベントも行われているので、何回訪れても違う楽しみ方ができそうな美術館だと思いました。

観光を満喫した後は小腹がすいてきたので、腹ごしらえにひがし茶屋街に行きました。おしゃれなカフェが建ち並ぶエリアで、色々なスイーツやカフェ飯が堪能できるスポットです。私がひがし茶屋街で一番食べたかったのは、金箔アイスです。

名前の通り金箔が付いたアイスクリームで、誕生日の景気づけにぴったりのスイーツでした。金箔自体に甘い、塩辛いなどの味はありませんが、アイスクリームは濃厚でとてもクリーミーでした。これから1年の運気を上げられたような気がします。

そのほかに食べたのは、昭和っぽいオムライスプレートです。どこか懐かしい味で、ノスタルジックな気分に浸ることができました。友達はタンシチューをオーダーし、少し味見させてもらうとトロトロでとても美味しかったです。

あと、ひがし茶屋街は町家風のお店が建ち並ぶので、写真を撮るのにも最適でした。

最後は、金沢駅のお土産屋さんでお土産を購入しました。金沢駅のターミナルはお土産屋さんがたくさんあり、お土産を選ぶのに最適の場所です。和菓子から洋菓子まで色々な人気のお店が揃っており、味見が出来るものもあるので選びやすいです。

友達や家族へのお土産はもちろん、自分用のお土産もゲットしました。そして、カフェで洋食を食べたものの、うどんぐらいなら食べられるだろうと、最後の悪あがきで百万石うどんを食べました。もっちりして、ツルツルと食べられ最後のしめとして最高でした。

大慌てで9時の新幹線に間に合うようにホームに行き、無事に帰路につくことができました。お腹もいっぱいなので新幹線の中では私も友達も爆睡し、目覚めたら東京駅でした。ちょっとコストは高くなりますが、乗り換えがないので新幹線にして正解でした。

金沢はコンパクトな街なので、日帰り旅行でも十分に満喫できます。楽しい観光スポットやグルメスポットもたくさんあり、友達や家族、恋人などと訪れるのに最高です。あと、写真映えする場所があちこちに点在しているので、思い出作りにも最適です。

新幹線を利用すれば短時間で行くことができるので、誕生日など特別な日に日帰り旅行を計画してみてはいかがでしょう。